経理業務

伝票は必要ありません

経理業務においてほとんどの会社や税理士事務所は会計ソフトを使っており、手書きの決算書を見ることはなくなりました。

会計ソフトは経理業務を効率的に行うためには必要不可欠なものであります。

しかし、せっかく効率的にやろうとしているのに、今でも非効率な「ある作業」を行っている中小企業を見かけます。

その「ある作業」というのは、伝票を手書きで作成する作業のことです。
05ec64f7fd4d119e7c17b1630007fcde_s

こんな経理業務の流れになっている会社ではありませんか?

1)請求書、領収書等が経理部に届く

2)それらを基に伝票を手書きで作る

3)その伝票を見て会計ソフトに入力する。または、伝票を税理士事務所に渡して会計ソフトに入力してもらう
その伝票というものですが、作らなければならないものではありません。法律上も必要ではありません。

会計ソフトがまだ普及していない頃、経理業務は当然手書きでやっていました。その頃は請求書や領収書等から伝票を作っていたのですが、その頃のやり方で、それが今でも続けられている会社があるのです。

ひどい会社になると、伝票だけでなく帳簿までも手書きで作成し、それから会計ソフトに入力している会社さんに出会うこともあります。

伝票は作成する必要はありません。時間の無駄ですからぜひ伝票作成はしないようにしましょう。

経営のプラスとなる経理を

こういうことを書くと、一部の税理士や経理に携わっている社員の方から苦情が来るかもしれません。しかし、必要もないそしてまず見返すこともない伝票を作成するのは経理業務にとって非常に非効率です。

無駄な伝票作成をしている会社というと、
・業歴のある会社でずっと同じやり方で継続している
・手書きの時代にしか対応できない税理士が顧問
・経理社員が新しいやり方に対応できない(面倒だから違うことをやりたがらない)
という会社でよく見かけます。

経理社員の一部には、
・手書きの伝票等が無くなると時間に余裕が出来てしまい、リストラされたり、経理以外の部署に配置換えをされてしまうのではと考えてしまい、今までのやり方を続けてしまう。

・今までのやり方を変えてしまうと税務調査で不利になってしまう等と言って、今までと同じやり方を主張する(経理に疎い社長ですと、そのような意見に従ってしまうものです)。

ぜひ無駄な作業を減らし効率化を行って、経理社員にはもっと経営のプラスとなる別の仕事を任せるべきでしょう。経営のプラスとなる経理を目指しましょう。

きらぼし銀行前のページ

貸付金が多い次のページ

ピックアップ記事

  1. 中小企業も書類作成能力が必要
  2. 営業利益は黒字ですか?
  3. 今の経営で大丈夫ですか?
  4. 融資を受けられない中小企業様へ
  5. 経営改善ができない経営者さんへ

関連記事

  1. 経理業務

    3月決算企業は早めに決算予想を

    3月を決算月にしているのは、大企業だけでなく中小企業でも一番多いです。…

  2. ブログ

    納税資金

    企業の決算月というと3月が最も多いです。3月決算の企業を経営している社…

  3. ブログ

    摘要欄

    経理業務に会計ソフトを使っている企業は多いと思いますが、入力する内容と…

  4. 経理業務

    減価償却費

    決算書について学んでいて一番つまずいてしまうのが減価償却でしょう。…

  5. ブログ

    自計化とは

    私が税理士事務所で働いていたのは15年ぐらい前の事になりますが、その頃…

  6. 経理業務

    経理部長代行のご依頼が増えました

    資金繰りや経営の改善、銀行融資取引の支援だけではなく、当社は経理業務の…

資金繰りコンサルタントのブログとは

資金繰りや経営改善、経理業務でお困りの中小企業経営者を応援するブログです。資金繰りや経営の改善、金融機関との上手な付き合い方を中心した内容で、千葉県市川市より情報発信していきます。

無料・有料相談を実施中です。詳しくは当社HP「無料・有料相談のご案内」をご覧ください。

ピックアップ記事

バックナンバー

おすすめ記事

  1. 銀行融資

    銀行員は疑い深いものです
  2. 中小企業経営

    中小企業金融円滑化法施行からまもなく10年
  3. エム・エヌ・コンサルからのご案内

    『行政書士杉井の「まだ依頼するな!」』に出演しました
  4. ブログ

    今日から2月ですね
  5. その他いろいろ

    亀井静香氏が引退
PAGE TOP