銀行融資

融資の返事が遅い場合の対応について

顧問契約を結んでいるお客様からは聞かれないのですが、面談相談でお会いした社長さんから相談される一つに、融資を申し込んでから実行されるまでどれぐらいかかるものなのでしょうか、というのがあります。

仮に初めて申し込む金融機関で、信用保証協会の利用を求められたとしても、申し込んでから実行されるまで1か月もあれば融資は実行されると思いますし、すでに取引があるのならもっと早く(1週間から2週間程度とか)融資はされるはずです。

難しい案件ならもっと日数がかかることもあるでしょうが、通常はそれぐらいかと思います。

先日お会いした社長さんは融資を申し込んでから1か月が経ったけど、担当者からは何の連絡もないと言います(以前、3カ月待っているという社長さんもいました)。何度も進捗状況を確認するのも良くないかと思って待っていたそうですが、1か月も何の連絡もないというのはちょっとおかしいです。
融資の返事が遅い場合の対応について
普通でしたら融資の相談を受けたら、行員の成績になるわけですからすぐに対応すると思うのですが、なぜか動きが遅いとか、対応が消極的だというご相談が多いのです。銀行員のレベルが低下しているとか、行員の数が減って一人あたりの担当先が増え、対応が遅くなってしまうことがあるのかもしれませんが。それと融資が苦手という行員もいますね。

もし、融資を依頼してから1週間程度して何も連絡がないようでしたら、こちらから連絡してみましょう。例えば、必要書類は何か教えて欲しいと連絡して進捗状況を確認してみます。担当者の動きが悪い、レベルが低いようでしたら、担当者の上司に確認してみてもいいでしょう。担当者もそれによって迅速に対応せざるを得なくなります。できれば融資を申し込む時に、担当者とその上司とも会っておいたほうがいいです。

また、担当者から提出を求められた書類はできるだけ早めに提出しましょう。提出しないと審査が進みませんし、すべて提出した後のほうが進捗状況を聞きやすくなると思います。

ただ、頻繁に状況説明を求めたり、早く回答を求めすぎることは控えるようにして下さい。資金に困っているから融資を相談するわけですし、企業側としては結果を早く知りたいところですが、何度も「融資のほうはどうなっている?」と聞いていたら、焦っている気持ちが伝わってしまい、融資するには危険な会社なのかなと思われてしまいます。すでに取引があるならまだしも、初めて融資を申し込んだ金融機関では避けるようにしましょう。

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