中小企業経営

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簡単な決算書分析の仕方

決算書は企業の通知表です。 損益計算書は1会計期間(通常1年間)の売上等の収益がどれだけあって、仕入、人件費、地代家賃等の費用がいくらあり、結果としていくら利益が出たのか経営成績が分かります。 貸借対照表は決算日時点での現預金、売掛金、棚卸...
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税理士変更を検討してみませんか

経営相談では法人税申告書や決算書を拝見することが多いのですが、法人税申告書の右下には税理士の署名欄があります。そこには顧問税理士の名前が記載されています。 相談内容によっては、税理士がどのような仕事やアドバイスをしているのかを確認します。顧...
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赤字工事を受注する建設会社

建設業では「今回の現場は赤字だけど、この赤字工事が次の(利益が得られる)工事につながっていく」といった内容を口にする経営者がいます。 確かに次につながったケースはあるでしょう。当社の顧問先でもそこから次の黒字工事を受注したことはありましたか...
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後継者への権限移譲

業歴の長い中小企業から相談したいとご連絡を頂いて伺ってみると、社長と面談するのですが、社長のお父さんあるいはお母さん(会長)が同席されることがあります。 子供に社長の椅子は譲ったけど、自分は会長としてまだまだ影響力を持っていたい、特に経理面...
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立派な事務所を構えるのは自殺行為

当社は自宅の一部を事務所として使っているのですが、一時期、渋谷で事務所を借りてみたことがあります。しかし、結局は解約しました。 というのも、お客様に来ていただくことが全くなく、こちらから伺って仕事をすることが100%なのです。事務所を借りる...
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四国銀行の誓約書

四国銀行(本店、高知県高知市)には、明治19年3月22日の日付が入った誓約書が至宝として伝えられています。四国銀行がまだ第三十七国立銀行の時代です。ホームページでもこの誓約書は紹介されています。 数年前、四国銀行百年史を読む機会がありまして...
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経営改善計画書は毎年見直してもかまいません

リスケジュールをしている企業は、多くが経営改善計画書を作成して、銀行に提出をしていると思います。計画書の中には簡易なものもあるでしょうし、銀行担当者が作ってくれたということもあるでしょうが、どんなものであれ5年程度の計画となっているはずです...
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損益分岐点売上高

自社の利益が0円、つまりトントンになる売上高を損益分岐点売上高といいます。それを超えれば利益が出ますし下回れば赤字になります。決算書を参考に自社の損益分岐点売上高がいくらか把握して、売上目標を設定していきましょう。
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いろんな事業に手を出す企業

今やっているメインの事業とは全く関係のない別の事業に手を出す企業があります。 今の事業に少しでも関連があるのならまだいいのですが、本業とは全く関係のない事業に手を出してしまい、その結果、新事業だけでなく本業まで中途半端な結果となり、廃業して...
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ROA(総資産利益率)

ROAとは ROAとは総資産利益率または総資本利益率ともいい、企業が持つ総資産(総資本)が、利益獲得のためにどれだけ効率的に事業に利用されているのか、企業の総合的な収益率を表す財務指標です。 計算式は、経常利益/総資産(総資本)×100で計...