瀬野 正博

中小企業経営

四国銀行の誓約書

四国銀行(本店、高知県高知市)には、明治19年3月22日の日付が入った誓約書が至宝として伝えられています。四国銀行がまだ第三十七国立銀行の時代です。ホームページでもこの誓約書は紹介されています。 数年前、四国銀行百年史を読む機会がありまして...
銀行融資

銀行融資の裏技

経営者は資金が不足した(あるいは、これから不足しそうだ)から融資を受けたいと思っても、銀行からすると本音では次のような企業に融資をしたいと思います。 ・毎期黒字である ・自己資本が厚い、現預金に余裕がある ・そもそもお金を借りる必要がない(...
中小企業経営

経営改善計画書は毎年見直してもかまいません

リスケジュールをしている企業は、多くが経営改善計画書を作成して、銀行に提出をしていると思います。計画書の中には簡易なものもあるでしょうし、銀行担当者が作ってくれたということもあるでしょうが、どんなものであれ5年程度の計画となっているはずです...
資金繰り

クレジットカードの現金化

クレジットカードの現金化による資金調達は非常に危険な方法です。クレジットカード会社はそれを認めていませんし、高額な手数料を取られるためすぐに事業継続は不可能となります。
中小企業経営

損益分岐点売上高

自社の利益が0円、つまりトントンになる売上高を損益分岐点売上高といいます。それを超えれば利益が出ますし下回れば赤字になります。決算書を参考に自社の損益分岐点売上高がいくらか把握して、売上目標を設定していきましょう。
銀行融資

預金担保融資

預金担保融資は定期預金等を担保に実行される融資です。預金額以上の資金調達ができれば企業にメリットはありますが、多くは融資額が預金額の範囲内で、余計な利息を支払うだけでデメリットが目立ちます。預金担保融資があるなら相殺して支払利息の削減をしましょう。
経理業務

特別損失に計上できる経費はありませんか

銀行が融資先の貸借対照表や損益計算書を分析するのはよく知られた事です。 損益計算書は一定期間の企業の経営成績を表していますから、銀行からすると審査では大切なものといえます。 損益計算書には、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、...
中小企業経営

いろんな事業に手を出す企業

今やっているメインの事業とは全く関係のない別の事業に手を出す企業があります。 今の事業に少しでも関連があるのならまだいいのですが、本業とは全く関係のない事業に手を出してしまい、その結果、新事業だけでなく本業まで中途半端な結果となり、廃業して...
経理業務

領収書を買ってはいけません

4月下旬に、フリマアプリ「メルカリ」で大量の領収書が出品されていたそうですね。 切手等を収集するのが趣味という人はいますけど、普通に考えてお金を出して領収書を収集する趣味というのは聞いた事がないし、おそらくそんな人いないと思います。 この出...
中小企業経営

ROA(総資産利益率)

ROAとは ROAとは総資産利益率または総資本利益率ともいい、企業が持つ総資産(総資本)が、利益獲得のためにどれだけ効率的に事業に利用されているのか、企業の総合的な収益率を表す財務指標です。 計算式は、経常利益/総資産(総資本)×100で計...