瀬野 正博

銀行融資

貸すも親切、貸さぬも親切

金融機関からすると、企業に必要な資金は貸しますが、本当は資金が必要ではない、貸しても返済困難が懸念される、貸すことで経営悪化をもたらす懸念がある場合は、貸さないほうが、企業のためだといえるでしょう。 それを「貸すも親切、貸さぬも親切」といい...
銀行融資

事業性評価資料の作成

私は平成17年(2005年)からコンサルタントとして中小企業の支援をしています。その頃は今以上に融資審査の中心は決算書であり、(金融機関によって差はありますが)大手銀行なら100%近く、信用金庫でも70%以上は決算内容が占めていました。赤字...
中小企業経営

窮境原因を突き止めてから経営改善を

損益計算書は赤字であっても、資金調達によって資金繰りがつけば事業は継続できます。しかし、黒字であっても資金繰りがつかなければ倒産となります。だから経営者にとって、資金繰り管理というのは大変な苦しみであり、悩みであるといえるでしょう。 利益が...
銀行融資

知ってナットク!事例集

決算書を拝見すると連続赤字、借入過多、債務超過と、銀行員が研修で学ぶ理想的な決算書とは程遠い財務内容になっている中小企業が珍しくありません。特に債務超過は全ての資産を現金化しても負債を返済・支払いができないことになります。それでは、銀行も新...
起業(創業)

借金アレルギーが今後の資金繰りに影響

これまで金融機関から融資を受けて資金繰りを回している経営者であっても、借金に対するアレルギーはあるかもしれません。ましてやこれから起業する方となれば、今まで借金をしたことがないから、余計に「借金は悪いこと」「何となく怖いもの」とマイナスイメ...
銀行融資

融資予約

融資予約とは、融資の承認が出る前に、行員が顧客に融資を受託したと期待させるような行為をいいます。 「〇〇日までに仕入代金を支払わないと、今後の取引をしてもらえない。それまでに融資は可能か」あるいは「不動産の購入を検討しているが、融資をしてく...
銀行融資

債務超過には冷たい銀行

企業への融資審査で大きな影響を与えるのが決算書です。決算書のうち貸借対照表と損益計算書は財務分析の中心となります。 債務超過を嫌がる金融機関 損益計算書なら営業利益や経常利益が計上されているかが重視されます。 そして貸借対照表でしたら、特に...
中小企業経営

決算月

決算月をいつにするかこれは結構重要です。税務申告、決算対策、資金繰りも含めて決算月を決めましょう。なお決算月は変更することができます。
公的資金繰り等支援制度

経営力強化保証制度

経営問題を抱えた中小企業が、それを解決するために必要な資金を調達して実行していきたいものの、金融機関の姿勢が消極的となり、資金調達がスムーズにいかないケースはあるでしょう。そのようなことでお悩みの中小企業にとって、経営力強化保証制度は適した...
銀行融資

手形貸付の提案

「『手形貸付で借りませんか』と銀行から提案を受けました」というご相談がありました。 ベテラン経営者なら手形貸付をご存知かもしれません。しかし、「証書貸付は知っているけど、手形貸付とは何?」という経営者さんも多いでしょう。 手形貸付とは 手形...