• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    今日、てるみくらぶの経営者が逮捕されたことがニュースになっていました。

     

    今年3月に経営破たんした旅行会社「てるみくらぶ」が、決算書類等を改ざんして銀行から約2億円を騙し取ったとして、詐欺容疑で社長と経理責任者が逮捕されました。

     

    4年ほど前から、架空の利益を計上する粉飾をして約2億円、メイン行の三井住友銀行から不正に融資を受けたという容疑です。

     

    中小企業では粉飾決算により融資を受けている、(悪いことではありますが)そんな話しはよくあります。

     

    当社にも「粉飾してしまったけど、銀行にバレないよう元に戻したい」、「粉飾した決算書で融資を受けたけど、訴えられて逮捕されてしまいますか?」という内容のご相談は時々受けますから。

     

    今回の事件は、8~9万人が前払をしていたことで影響が大きく、そのほとんどが返却されない見通しです。しかも、実体は大幅な債務超過でした。

     

    東京商工リサーチ2017年11月8日、てるみくらぶ、過去6年で総額3億1,000万円の配当 」によると、2014年9月期の営業利益79百万円は実際には▲802百万円、2015年9月期は129百万円が実態は▲2,436百万円、2016年9月期も118百万円の営業利益が本当は▲4,982百万円と、大幅な赤字でした。それを隠すために大掛かりな粉飾決算がなされていたのです。

     

    粉飾決算に騙されて融資をしたという事件でよく出てくる銀行は、メガバンクだとみずほ銀行が非常に多いのですが、今回は三井住友銀行が被害にあってしまいました。

    これだけの粉飾をしているとなると、黒字のきれいな損益計算書にできたとしても、貸借対照表に粉飾の問題点が表れると思うのですが、大手銀行行員でも見抜けなかったということになりますが、ひょっとしたら、疑ってはいたけど、ノルマもあるし、粉飾を理由に支援から手を引いて破綻させて回収不能になるぐらいなら、融資をするという判断になったのかもしれません。

     

    このような事件では、社長、税理士、経営コンサルタントが逮捕されることが多いですけど、今回は経理責任者も逮捕されました。経理社員でしたら逮捕まではいかないと思うので、その人は幹部の1人で積極的に粉飾に関与していたのでしょう。

     

    中小企業ですと、ワンマン社長の会社も多く、その場合は社長の命令は絶対でしょう。粉飾決算を手伝わされたり、命令されたりして行っている経理社員さんもいるかもしれません。

     

    立場が弱い方も多いでしょうが、社長があまりにも大掛かりな粉飾を指示してきたら、ぜひ止めるよう意見をして欲しいと思います。

     

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