• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    銀行からすると、本音では次のような企業に融資をしたいと思います。

     

    ・毎期黒字である

    ・自己資本が厚い、現預金に余裕がある

    ・そもそもお金を借りる必要がない

     

    このような企業のほうが支店長や本部の承認も取りやすいですから、担当者からしたら作業的にも楽でしょう。しかし、そんな魅力的とは程遠い企業は、日本政策金融公庫や信用保証協会を頼っても、業績が悪すぎる、借入金過多で否決されてしまう事もあります。

     

    そうすると、銀行融資の裏ワザが無いのか?と考える経営者はいます。

    銀行融資の裏技というと、

    ・粉飾決算

    ・権力者による口利き

    を想像してしまいます。

     

    あと、「支店長と親しくなれば融資が出るんでしょ? 紹介して下さいよ」という相談というか依頼もありますね。

     

    1)の粉飾決算は当然やってはいけないことですし、2)の権力者を利用して口利きをしてもらうというのも、政治家ですと最近は世間の目が厳しいですからやりにくくなっているでしょう。

     

    それに、どちらにしても自社の返済能力を超えた借り入れとなりますから、成功して一時的に資金繰りは改善されても、すぐに資金は必要となりまた依頼しようとします。

     

    そんな裏技に頼ろうとする経営者は、「かっこ悪い決算書を銀行に見せたくない」「頭を下げて銀行にリスケジュールの依頼をしたくない」と見栄っ張りの方が多いように感じます。それでいい業績に見せたいから粉飾決算、それでもだめなら口利きとなってしまうのです。だけど、自分たちは特にコスト削減等の努力はしたくないという経営者もいます。

     

    はっきり言いますけど、銀行融資で裏技というのはありません。

     

    銀行融資で最も大切なのは、(時間はかかりますが)銀行担当者との信頼関係だと思います。

    企業は不都合な経営情報を、融資審査に不利となるからと銀行に出したくないと考えます。

     

    逆に、銀行は企業というのは良いところばかり自分たちに見せるけど、都合の悪いところは隠すから疑ったほうがいいと考えます。

     

    したがって、銀行員と経営者の間では、情報が共有できていない状態となります。それでは銀行員は皆さんの企業を信用する事はできません。

     

    最大限に銀行からの支援を得られるようにするためには、企業内の情報をオープンにすることです。

     

    銀行が企業を疑った見方をするのにも問題だと思います。それに、定期的に経営報告をして、情報を公開していくことは、正直言って面倒臭いと思います。しかし、そういう努力を積み重ね、企業側から銀行に近づいていくことで、銀行も近づこうと思いますし、そんな企業を最大限に支援したいと思うのです。

     

    時間をかけて信頼関係を築いていく事が、銀行融資で一番必要なことなのです。

     

    ■中小企業の経理部長・経営者の右腕として、銀行との良好な融資取引、そしてそのために必要な経理業務のサポートを行っています。詳しくは「サービスのご案内」を参照してください。

     

     


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