ブログ

経営改善計画書は毎年見直してもかまいません

リスケジュールをしている企業は、多くが経営改善計画書を作成して、銀行に提出をしていると思います。計画書の中には簡易なものもあるでしょうし、銀行担当者が作ってくれたということもあるでしょうが、どんなものであれ5年程度の計画となっているはずです。

 

しかし、計画書を作成してからたった1年でも状況は変化している事が多いですし、計画内容を更新したいと考える経営者は多いのではないでしょうか。

 

■大きな変化があれば計画の見直しを

大企業でさえ、為替や株価等の変化が影響して、四半期の報告時に業績の修正を発表することはよくあります。

 

中小企業でしたらなおさら外部環境によって業績は左右されやすくなります。取引先1社の増減だけでも大きく影響することがあるでしょう。

 

最近、「仕事はあるのだけれど、採用募集をかけても応募がないため対応できず、売上増加ができない」「人件費や材料費の値上げにより利益が減少している」という悩みをよく聞きます。

 

そのような変化に対応する施策も変わってきます。したがって、以前作成した業績予想の数値に縛られないほうがいいのです。

 

■決算時が見直すタイミング

計画書の内容を見直すタイミングですが、一番良いのは決算書が出来上がった頃でしょう。

 

当初作成した計画を達成することもあるでしょうし、逆に未達になる事もあります。直近期の実績値と計画書内の計画値との乖離を見直し、未達になってしまったとしても、作成当初と現在では何が変わったのかの原因について究明するようにします。

 

そこから改善策を再度策定し、今後1年間の見通しを踏まえ数値計画を再度作成します。

 

それに、計画未達であれば、当初計画のキャシュフローが悪化し、返済計画通りに返済できないでしょうから、数値計画の見直しは必要なのです。

 

■取引銀行からの評価

再度作成された経営改善計画書について、銀行担当者の中には嫌な反応を示す方がいます。上方修正ならいいのですが、当初の計画よりも下方修正なら、返済計画も悪化しているでしょうから、支店長や本部に稟議を上げて承認を取るのに面倒かもしれませんし。

 

再度作成した計画書の内容がかなりの下方修正なら、マイナス評価になってしまう可能性はあります。しかし、自社を取り巻く環境の変化に対応して、新たな改善策を考えて数値計画を出しているわけですから、できもしない計画書を提出するより評価は良いのです。

 

ちなみに、当社のお客様でも下方修正の計画書を再提出していますが、継続支援を受けられているところばかりです。

 

古い数字ではなく、新しい数字で銀行と対話をしていく事が経営改善につながりますし、銀行からも信頼を得られます。そして、結果的には自社を守ることにつながるのです。

 

■経営者の右腕として、中小企業の経営改善、銀行との良好な融資取引をサポートしています。詳しくは当社ホームページを参照してください。

 

ご協力をお願いします


社長ブログランキング

ピックアップ記事

  1. 税理士変更を検討してみませんか
  2. 経営セカンドオピニオンは全国対応にしました
  3. 経営コンサルタント+税理士で御社の経営を支援
  4. あきらめずにぜひご相談を
  5. 融資を受けられない中小企業様へ

関連記事

  1. ブログ

    銀行から評価される付き合い方

    銀行に融資を申し込む場合、融資が実行されるまで必要書類の提出を求められ…

  2. その他いろいろ

    弘法寺の伏姫桜

    今日で3月も終わりですね。当社お客様の3月…

  3. 中小企業経営

    営業が苦手なら起業しないほうがいい

    10年近く前に経営者交流会で知り合った税理士がいました。その税…

  4. 中小企業経営

    悪質な粉飾決算は絶対にやめましょう

    てるみくらぶという旅行会社が、融資詐欺事件を起こしたことはご存じでしょ…

  5. ブログ

    経営改善ができない経営者さんへ

    2月または3月決算書の会社さんは、これまでの受注状況や来店客数の推移か…

  6. 中小企業経営

    平成29年度乗用車市場動向調査

    4月9日の産経新聞に、10~20代車買いたくない」5割超、レンタルやシ…

ピックアップ記事

2017年8月
« 7月   9月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

おすすめ記事

  1. ブログ

    平成29年度第2回市川市中小企業融資制度審議会
  2. ブログ

    取締役や株主に信用保証協会とトラブルになった人いませんか
  3. ブログ

    営業外収益の補助金計上は自社の強みのサイン
  4. ブログ

    女性小口創業特例
  5. ブログ

    赤字を黒字にした時の資金調達コスト
PAGE TOP