• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    当社のお客様の何社かは、取引銀行に経営改善計画書を提出して、その後の進捗状況を定期的に報告しています。

     

    当然、決算書が完成すれば、それを持って取引銀行に1年間の報告をすることになります。

     

    経営改善計画書内に書かれた内容通りに、あるいはそれ以上に改善する場合があります。逆にそうはいかない事もあります。というか、むしろそっちのほうが多いかもしれません。

     

    ただ、計画は未達で、決算書を見てもまだまだという感じではあっても、しかし歩みは鈍いけど改善は少しずつ始まっている、という事は一生懸命行動している企業ならあると思います。経営改善を実行すれば小さくても何らかの改善はあるはずです。

     

    そんな時は銀行にどう説明したらいいのでしょうか。少しずつ前に進んでいるのに、「計画通りにいきませんでした。申し訳ありません」と報告しなければいけないのでしょうか。

     

     

    • 計画比がダメなら前期比との比較を

    売上高や利益の予想が書かれた計画書を提出していますから、まずその計画と実績を比較して、計画通りにいったかどうかに銀行員は注目してしまうでしょう。

     

    いっていないのなら、経営者は反省しなければならないでしょうし、その原因を説明しなければなりません。

     

    しかし、計画では今期利益が出る予想であったが、結果は赤字であったとしても、例えば、前期比と比較してみると、「赤字幅が減少している」、「経費の見直しが進んでいる」、「売上高は減少したが、顧客数は増加している」等はないでしょうか。

     

    計画との比較があまり良くないのでしたら、前期比との比較をしてみましょう。そうすると、小さな事であっても、前期よりも良くなっているところが(必ずとは断言できませんが)あるものです。

     

    そうすれば銀行員も「計画通りに行ってはいないが、前期比で見ると改善は進んでいる。当行が支援を継続すれば、翌期は黒字達成ができそうだ」と評価してくれるでしょう。

     

    • やむを得ない外部要因はありませんか

    2011年の大震災で大きな影響を受けた企業は多くありましたが、地震だけでなく台風、大雨等の災害によって経営にダメージを受けることもあります。これは自社ではどうすることもできません。

     

    また、当社のお客様であったのですが、(詳しい事は書けませんが)大手企業と共同で仕事をしたものの、それが赤字になってしまいました。本来は、黒字でも赤字でも折半という話だったようなのですが、今後のお付き合いもあり赤字の大半を負担せざるを得ませんでした。

     

    これらのような自社ではどうすることもできなかった事については、「それによる赤字はいくらであり、当期の決算書の赤字は○○円だが、それが無ければ実際は△△円です」と説明できるようにしておくようにしましょう。

    • マイナス面ばかり話さない

    計画を策定した時と現在とでは状況は異なってきますから、計画通りに行かないこともあります。経営者は計画と結果の差を分析し、今後どうしていくのかを考える必要はあります。

     

    しかし、計画が未達だからといってマイナス面ばかり話す必要はありません。経営改善しようと日々行動しているのなら、その努力は数字のどこかに表れていると私は思うのです。

     

    小さな事でもいいです、そのようなプラス面を見つけましょう。そして、取引銀行に評価してもらえるようにしてください。

    もし見つからなかったら、当社にご連絡ください。

     

    ■中小企業の経営改善、資金繰り安定、銀行との良好な融資取引、経理業務のサポートを行っています。

    経営革新等支援機関
    有限会社エム・エヌ・コンサル
    代表:瀬野 正博
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