• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    ブラック企業という言葉があります。以前、Wikipediaにはどのように書かれているのか調べてみたら、以下のように書いてありました(現在は違う内容に修正されていますが、以前の方がわかりやすいのでそれをご紹介します)。

     

    ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、広義には入社を勧められない過酷な労働搾取企業を指す。英語圏では一般的にスウェットショップ(英: Sweatshop)と呼ばれている他、中国語圏では血汗工場(中: 血汗工廠)とも呼ばれる。

    すなわち、労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いたり、関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働(サービス残業)を従業員に強いたりする、もしくはパワーハラスメントという心理的、暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)のことを指す

    引用ここまで

     

     

    極端な長時間労働やパワーハラスメント等はもちろん改善しなければいけません。しかし、このようなブラック企業という言葉がよく聞かれるようになってきたのと同時に、最近はその逆で問題のある社員も増加しています。私はブラック社員とでも言うのかと思っていたら、モンスター社員と言うようですね。

     

    ろくに働きもせずわがままを言って、義務を果たさず権利ばかり主張する社員が増えているようで、気に入らないことがあると「すぐにブラック企業だ」と言いはじめるのです。

     

    知り合いの経営者さんや士業さんからそういう人を採用してしまったという以下のような話をしてくれました。

     

    • 面接で仕事は全く問題なくできるスキルがあると主張していたので、社員として採用したらパートさんよりできなかった。そこで、パートさんがやることをさせて、仕事を学ばせていたら、「いつまでこんな仕事をやらせるのか」とキレて仕事をしない(あるいは出社しない)。
    • 仕事の事で注意されたり、気に入らないことがあったりすると、社長に対してでも怒鳴りだす。
    • 仕事のやり方を教えたら、私のやり方があると言って聞き入れず自己流でやる。しかもそれが間違っている。
    • 連絡もせず会社を休む。
    • 仕事を頼んだら、その仕事は今までしたことがないからと言ってやらない。
    • 仕事でミスをしても絶対に謝らない。それどころか他の社員やお客のせいにする。

    ある社長さんは、いくら指導しても改善しないので仕方なく解雇したら、社員は不当解雇だと言って労働問題の相談を受けつける公的機関や弁護士に相談し、訴えられそうになり、数か月分の給料を支払うことで落ち着いたということでした。

     

    労働関係で問題が起こると、よほどのことがない限り従業員が正しくて、経営者側に何らかの問題があると見られてしまうようですから、労働問題は注意しなければなりません。

     

    対策としては、そんな人を採用しないのが一番ですが、それはなかなか難しいでしょう。あまりにも頻繁に転職を繰り返す人は注意するとか、適性検査の結果を参考にする、なるべく多くの人で面接をするなどでしょうか。あとは、その人に向いていない部署への配置でモンスター化しているとしたら、適正な部署への配置を検討してみましょう。

     

    ただ、私の知っている経営者さんたちの話を聞いていると、人手不足で困っているからと、採用の基準を下げて失敗していることが多いように感じます。少なくとも、人が不足しているからと焦って採用しない。あるいは複数の人で面接をするぐらいはしたほうがいいでしょう。

     

    また、資金繰りの関係で顧問契約は難しいとしても、早めに相談できるよう社会保険労務士や労働問題に詳しい弁護士を見つけておくといいと思います。

     

     

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