• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    かつて金融機関は積立預金の集金で取引先のところによく行っていました。信用金庫をメイン行としている当社のお客様のところには、今でも月1回集金に来てくれています。

     

    昔と違い金融機関が積立預金の集金をすることはかなり減ってきているとは思いますが、信用金庫(や信用組合)の中にはまだまだやっているところもあります。

     

    一時期は信用金庫でも集金を廃止しようという動きがありました。行職員は集金なんて儲からない仕事より新規開拓やもっと利益につながるような仕事に集中させたいと、集金を廃止した信用金庫もあります。しかし、一部にはそれによって顧客との面談率が低下したため、集金を復活させた信用金庫もあります。

     

    ただ時代の流れとしては、信用金庫でも積立預金を集金したりせず、徐々に普通預金等からの自動振替が増えていくことでしょう。

     

    経営面からすると自動振替にした方がいいでしょうが、取引先との関係を深めたり、取引のネタを探したりするには、経営者と会いやすい、または会える可能性の高い集金もまだまだ使えるかもしれません。

     

    集金をするのは融資等のネタを探す意味もありますが、それ以外にも融資先企業にいつもと違う動きがないか、何かおかしなところがないか、雰囲気をつかむことも狙いの一つです。

     

    経営者に元気がない、退職する従業員が多いため入れ替わりが激しい、職場の雰囲気が暗い、見知らぬ業者が出入りしている、社長や経理の責任者が不在ぎみだ等の気になる情報を主に収集しているのです。

     

    にこにこしながら皆さんの会社に伺って、そんな情報収集活動をしています。

     

    私も新入行員の時、研修で講師から「ただ集金に行ってくるのではなく、そういういつもと違うところが無いかよく観察するように」と言われました。

     

    決算書ばかりでは融資先企業の事がよく分からないものです。やはり融資先の数字以外の部分、現場を見ることは金融機関としてはとても大切です。

     

    そして1回だけでなく定期的に訪問することで、いつもの雰囲気が分かり、そしていつもと違う時にそう感じるのが金融機関の融資担当者としては大切な感覚といえます。

     

    社長のみなさん、金融機関がただ集金に来た、セールスに来たということはありません。融資先の情報、いつもと違うところは無いか探りにも来ているのです。よほど出来の悪い担当者ならそんなこと考えていないかもしれませんが、集金に来ただけと思い込んで油断していたらいけませんよ。

     

     

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