• 資金繰り・経営を改善したい社長向け

    私が子供の頃は、地震といってもせいぜい震度4程度で、5以上なんてそんなになかったような記憶があります。しかしここ数年、大きな地震も珍しくなくなってきました。

     

    2011年の東日本大震災以降、震度5程度はよくありますし、今年は熊本地震、今月は鳥取で震度6弱もありました。

     

    そして、温暖化の影響なのか私には分かりませんが、台風は勢力を維持したまま日本に来るためなのか、被害が結構出てしまうことが多いですし、日本では自然災害の影響を受けるのはある程度仕方がないのかもしれません。

     

    そう考えると、私たちが企業経営をしていく上で、地震や台風等で被害を受けてしまうことが今後発生するかもしれないと考えておいたほうがいいようです。

     

    企業経営は複数というキーワードが重要といえます。

     

    例えば、工場が1つでは被災してしまうと完全に生産がストップしてしまいます。営業所が1つではそのエリアで何かあったら販売することが困難になるかもしれません。どちらも他のエリアにも複数保有することで分散ができ、事業が完全にストップするリスクを避けることができます。

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    現実には、中小企業が分散して複数の工場等を所有するといった対応を取ることは難しいと思います。ただ、できる範囲から始めていくべきだと思いますし、将来、工場を新たに所有することになった場合は、そのようなことも考慮していくべきでしょう。

     

    複数というキーワードは、販売先、仕入・外注先、取引銀行、取扱商品・サービスについてもいえることです。

     

    販売先が優良企業だからと数社に集中してれば、1社抜けただけでも業績に大きな影響を与えます。よく販売先は大手企業で安定しているからと、大手企業の下請けをしている企業がありますが非常に危険です。

     

    仕入・外注先も同様です。何かの理由で商品・製品の供給が途絶えてしまうリスクを考えると、販売先同様にある程度の取引先との付き合いは必要です。

     

     

    取引銀行についてもよほどの小規模な企業であれば別ですが、通常は複数と取引をすることで資金調達の可能性を高めることができますし、競争させることで良い融資条件を引き出しやすいといえます。

     

    取扱商品・サービスについては、1つに特化するのは間違いではありません。規模の小さい企業がいくつも手を出して、経営資源を分散させてしまうことは望ましいとはいえません。ただし、収益の柱の1つとして育ってきた場合は、新たな商品・サービスが収益の柱として育つようにして、複数の柱を持つようにしていく事が経営の安定には必要です。